会長挨拶

第20回日本糖尿病情報学会年次学術集会の開催にあたって

第20回日本糖尿病情報学会年次学術集会 会長
小谷 和彦
自治医科大学 地域医療学センター 地域医療学部門 教授


この度、2020年9月12~13日の会期で、「日本糖尿病情報学会」年次学術集会を開催させていただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。

本学術集会は20回目を迎えることとなりました。人の生涯になぞらえると一つの節目の年と捉えることができます。学会がさらに発展を期する時運にあると考え、今回のメインテーマは「未来に向かう地域の健康情報の活用」としました。

糖尿病はcommon diseaseで多くの人々の関心事です。そして、その病相は地域社会や生活のあり様と深く係わり、糖尿病関連情報は地域全体の健康情報の一角を占めています。糖尿病診療に対する情報の活用はもとより、地域の健康情報としての糖尿病関連情報の活用について議論する機会になれば幸いと存じます。

糖尿病の情報系分野と地域志向とがクロストークするような雰囲気づくりに皆様と努めてまいります。ご参加のほどを、重ねてよろしくお願い申し上げます。